ニエテスVSベラルデ

　WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者ドニー・ニエテス(32=比)対カルロス・ベラルデ(24=メキシコ)の12回戦は15日、フィリピンのセブ市で行われた。

○ドニー・ニエテス(比)
　7回終了TKO
×カルロス・ベラルデ(メキシコ)

　アンダーカードにはIBF&WBO世界ミニマム級王者フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)が出場したが、意外にもジョマル・ファジャルド(比)と10回引き分けに終わった。採点は98対92でロドリゲス、96対94でファジャルド、95対95の三者三様だった。8月に高山勝成(仲里)を下して2団体統一を果たしているロドリゲスは19戦16勝(11KO)2敗1分、ファジャルドは21戦14勝(7KO)5敗2分。また、WBO世界フライ級1位のミラン・メリンド(比)はサウル・フアレス(メキシコ)に116対112、115対113、118対111の12回判定勝ちを収めた。メリンドは33戦32勝(12KO)1敗、フアレスは24戦20勝(11KO)4敗。スーパーバンタム級10回戦では20歳のホープ、アルベルト・パガラ(比)がラウル・イラレス(メキシコ)に120対107(二者)、119対108の12回判定勝ちを収めている。この日は元WBO世界ミニマム級王者メルリト・サビージョ(比)も登場、ファリス・ネンゴー(インドネシア)と拳を交えたが、パンチで目尻を切り裂かれ4回TKO負けを喫した。サビージョは26戦23勝(12KO)2敗1分、殊勲のネンゴーは18戦9勝(3KO)6敗3分。 さらにフェザー級の世界ランカー、AJバナル(比)はマクサイサイ・シスサイトン(タイ)に10回判定勝ちを収めている。バナルは35戦32勝(22KO)2敗1分、マクサイサイは21戦15勝(4KO)6敗。