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[試合結果]2014.11.9

ホプキンスVSコバレフ

 ライトヘビー級の3団体王座統一戦、WBA&IBF王者バーナード・ホプキンス(49=米)対WBO王者セルゲイ・コバレフ(31=露/米)の12回戦は8日(日本時間9日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで行われた。49歳の「エイリアン」ホプキンスが3本のベルトを手にしたのか、それとも「クラッシャー」の異名を持つコバレフが老雄に引導を渡したのか。
ホプキンス - コバレフ
○セルゲイ・コバレフ(露/米)
 12回判定(3対0)
×バーナード・ホプキンス(米)
勝敗の決め手となったダウン
 「ホプキンスがクリーンに戦うなら私もクリーンに戦う。かれがダーティーに戦うなら私もダーティーに戦う」と宣言していたコバレフだが、試合開始から3分経たないうちに自力で主導権を握った。右のショートがカウンターで当て、先制のダウンを奪ったのだ。この一発が試合の流れを決めたといっていいだろう。すぐに立ち上がったホプキンスだが、9割近いKO率を誇るWBO王者の強打を警戒せざるをえなくなったのだ。その後はディフェンスに重点を置くボクシングになった大ベテランに対し、コバレフは思い切りよく左右のパンチを振って圧力をかけていった。ポイントは毎回、コバレフに流れていった。過去に最長で8回までしか戦ったことのないコバレフは終盤に入ってスタミナ切れが心配されたが、杞憂に終わった。わずかに最終回、ホプキンスの反撃に遭ってピンチを迎えたが、大きなトラブルに陥ることなく最後まで戦い切った。採点は二者が120対106、もうひとりも120対107の大差でコバレフに軍配が挙がった。3団体の王座をひとつにまとめるとともにWBO王座の4度目の防衛に成功したコバレフは27戦26勝(23KO)1分。キャリアのなかで最大の差をつけられて完敗のホプキンスは66戦55勝(32KO)7敗2分2無効試合。
 アンダーカードではウェルター級の世界ランカー対決が行われ、WBO6位のサダム・アリ(米)がWBC2位、IBF7位、WBO4位のカルロス・アブレグ(亜)に9回1分54秒TKO勝ちを収めた。6回と9回にダウンを奪って印象的な勝利を収めた26歳のアリは22戦全勝(13KO)。アブレグは38戦36勝(29KO)2敗。また、ライトヘビー級のWBA4位、IBF1位、WBO8位のナジブ・モハメーディ(仏)はデメトリアス・ウォーカー(米)に1回2分16秒KO勝ちを収めた。モハメーディは40戦37勝(22KO)3敗、ウォーカーは16戦7勝(4KO)8敗1分。さらにヘビー級でWBA12位、WBC8位、IBF2位、WBO11位に名を連ねるビャチェスラフ・グラツコフ(ウクライナ)は、ダーネル・ウィルソン(米)に7回終了TKO勝ちを収めた。08年北京五輪出場の実績を持つグラツコフは20戦19勝(12KO)1分。40歳のウィルソンは46戦25勝(21KO)18敗3分。これで08年以降は16戦3勝13敗となった。

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