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[試合結果]2014.10.26

IBFのB級王座決定戦

 IBF世界バンタム級王座決定戦、1位のランディ・カバジェロ(24=米)対元王者で3位のスチュアート・ホール(34=英)の12回戦は25日(日本時間26日)、モナコのモンテカルロで行われた。4日前には山中慎介(32=帝拳)がWBC王座7度目の防衛を果たしたバンタム級で、IBF王座を手にしたのは――。
○ランディ・カバジェロ(米)
 12回判定(3対0)
×スチュアート・ホール(英)
 最初の3分間は互いに探り合いに終始したが、早くも2回に試合は動いた。カバジェロの右がヒット、ホールがダウンを喫したのだ。ダメージのないフラッシュ・ノックダウンだったが、これで流れが決まった。中盤に入ると両者は至近距離でパンチを交換する機会が増えたが、ともに譲らず振り分けの難しいラウンドが続いた。終盤に入っても拮抗したラウンドが続き、勝負は判定に持ち込まれた。発表されたスコアは116対111(二者)、118対110だった。
 IBFのバンタム級王座はレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)が返上後、昨年5月に決定戦を制してジェイミー・マクドネル(英)が獲得。しかし、ビジネス上のトラブルで剥奪され再び空位に。今度はホールが決定戦を制して戴冠を果たしたが、今年6月にポール・バトラー(英)に明け渡した。ところがバトラーは1ヵ月足らずで王座を返上。それを受けて今回の決定戦が行われたという経緯がある。新王者カバジェロは22戦全勝(13KO)。今年4月、大場浩平(真正)との挑戦者決定戦をリングサイドで観戦した元世界2階級制覇王者の長谷川穂積(真正)が「本物」と評価した実力者。ゴールデンボーイ・プロモーションズの契約選手ということもあり、山中との統一戦の可能性と期待が膨らむ。返り咲きに失敗したホールは22戦16勝(7KO)4敗2分。
 この日のリングではヘッキー・バドラー(南ア)対熊朝忠(中国)のWBA世界ミニマム級タイトルマッチも行われ、バドラーが3対0の12回判定勝ちを収め3度目の防衛を果たした。バドラーは2回にダウンを喫したが、続く3回にダウンを奪い返して態勢を立て直し、以後も互角以上に戦ってジャッジ三者の支持をとりつけた。採点は118対108の大差がひとりいたが、残る二者は114対112の小差だった。バドラーは28戦27勝(9KO)1敗。今年2月にWBC王座を失っている熊は31戦24勝(14KO)6敗1分。
 また、ミドル級のWBAスーパー王者にしてWBC暫定王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン独)との対戦が有力視される元WBC世界ミドル級暫定王者マーティン・マレー(英)もリングに上がり、ドメニコ・スパダ(イタリア)に7回負傷判定勝ちを収めた。試合は荒れた展開となり、スパダの右目尻の傷が深くなったため7回にドクター・ストップがかかった。勝敗はそこまでの採点で決することとなり67対66、68対63、69対67の3-0でマレーの手が挙がった。マレーは31戦29勝(12KO)1敗1分。来年2月21日に今回と同じモンテカルロでゴロフキンに挑戦するプランが浮上している。スパダは45戦39勝(19KO)6敗。4月のWBC暫定王座決定戦でマルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)に10回KO負けを喫したのに続く敗北となった。

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