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前WBA世界ヘビー級王者アレクサンデル・ポベトキン(35=露)は24日(日本時間25日)、ロシアの首都モスクワでWBC5位、IBF9位のカルロス・タカム(33=カメルーン/仏)と対戦、10回KO勝ちを収めた。
アレクサンデル・ポベトキン
試合は競ったまま終盤に入ったが、9回にポベトキンがダウンを奪って抜け出し、10回に左フックで仕留めた。昨年10月、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に敗れて無冠になったポベトキンは再起2連続KO勝ち、戦績を29戦28勝(20KO)1敗に伸ばした。タカムは33戦30勝(23KO)2敗1分。アンダーカードではEBU欧州クルーザー級王座決定戦が行われ、ラキム・チャキエフ(露/独)が元WBC王者ジャコーベ・フラゴメニ(イタリア)に4回KO勝ちを収めている。08年北京五輪ヘビー級金メダリストでもあるサウスポーのチャキエフは21戦20勝(15KO)1敗。45歳のフラゴメニは39戦32勝(12KO)5敗2分。