西澤ヨシノリ地元で10カウント

　長野県上田市出身で、日本の重量級を牽引してきた西澤ヨシノリの引退式が25日、長野県千曲市戸倉体育館で行われ10カウントが鳴り響いた。
※西澤ヨシノリ(ヨネクラ)の戦歴
第11代OPBFライトヘビー級王者
第6・8・10代OPBFスーパーミドル級王者
第45代日本ミドル級王者

　29年間のボクサー生活にピリオドを打った西澤ヨシノリは「9本のチャンピオンベルトを獲ることがことができたのは、上田市後援会やヨネクラジム関係者をはじめ、多くの皆様のおかげです。心より感謝いたします」と、挨拶を行いテンカウントを迎えた。

　西澤はこの日、メインイベントのWBA女子世界ライトミニマム級タイトル戦の国歌斉唱も務めた。

　「今後は、海外で試合をしてきた経験を活かして、選手の育成を続けて行きたいと思っています。やはり、海外で戦うには優秀なマネージャーとの出会いがカギです。将来的にはプロボクサーを育てて行きたいですね」と語った西澤氏。人生の第2ラウンドが始まった。