11/22 グローブスも参戦

　11月22日、英国リバプールのエコー・アリーナで行われるネイサン・クレバリー(27=英)対トニー・ベリュー(31=英)をメインとするイベントに、WBC世界スーパーミドル級1位のジョージ・グローブス(26=英)も参戦することになった。この日はふたつの世界戦を含め12回戦が6試合も予定されている。

　グローブスは昨年11月と今年5月、カール・フロッチ(英)の持つWBA、IBF王座に挑んで連敗したが、9月には戦線復帰。その再起戦で世界ランカーを下し、WBCの指名挑戦権をゲットしている。そのまま挑戦の機会を待つ策もあるが、「アクティブに活動していたい」というグローブスの希望で今回の試合が急遽決まった。相手は20戦16勝(10KO)3敗のデニス・ドーリン(26=米)で、トレーナーである母親の指導を仰いでいる珍しい選手だ。 　グローブスの参戦によって、この日のイベントはさらに豪華なものになった。メインのクレバリー対ベリューをはじめスコット・クイッグ(英)対大竹秀典(金子)のWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、ジェイミー・マクドネル(英)対ワルベルト・ラモス(コロンビア)のWBA世界バンタム級タイトルマッチ、さらにヘビー級のアンソニー・ジョシュア(英)対マイケル・スプロット(英)、スーパーミドル級のカルム・スミス(英)対ニコラ・シエクロッカ(セルビア/モンテネグロ)、同じくスーパーミドル級のジェームス・デゲール(英)対マルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ)、そしてグローブス対ドーリンという豪華カードが並ぶ。試合は英国のスカイ・ボックス・オフィスがペイ・パー・ビューで生中継を予定している。