H級サバイバルマッチ

　24日(日本時間25日)、ロシアの首都モスクワでヘビー級の世界ランカー対決が行われる。前WBA王者で現WBC3位のアレクサンデル・ポベトキン(35=露)と、WBC5位、IBF9位のカルロス・タカム(33=カメルーン/仏)が拳を交えるもので、23日には計量が行われた。

　ポベトキンは昨年10月、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に4度のダウンを喫して大差の判定負け、WBAのレギュラー王座を失った。今年6月には世界ランカーのマヌエル・チャー(独)に勝って再起を果たしている。28戦27勝(19KO)1敗。計量では229.7ポンド(約104.2キロ)を計測した。WBCシルバー王座保持者タカムは252ポンド(約114.3キロ)だった。32戦30勝(23KO)1敗1分。オッズは9対2でポベトキン有利と出ている。