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WBA世界ミドル級スーパー王者ゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)に対し、WBCは11月にベルトの贈呈を予定している。ゴロフキンは18日にマルコ・アントニオ・ルビオ(34=メキシコ)を2回でKOしたが、前日計量でルビオが計量で失格。そのためゴロフキンの持つWBAスーパー王座の防衛戦と、WBC暫定王座獲得戦という変則タイトル戦として試合は挙行された経緯がある。
ゲンナディ•ゴロフキン
ゴロフキンはルビオを左フック一発でKO、あらためて剛腕ぶりを見せつけた。この勝利でWBCの暫定王座も獲得し、同団体の正王者ミゲール・コット(プエルトリコ)に対する最優先の対戦権利も手に入れたことになる。WBCのマウリシオ・スライマン会長によると、11月前半にゴロフキンがメキシコシティのWBC本部を訪問する予定になっており、その際にベルトを贈呈するという。ルビオ戦後、ゴロフキンはスライマン会長に「WBCの王者になることは幼少時からの夢だった」と話したという。