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[海外ニュース]2014.10.16

ドネア「KO決着は必至」

 WBA内世界フェザー級王座統一戦、スーパー王者ノニト・ドネア(31=比/米)対レギュラー王者ニコラス・ウォータース(28=ジャマイカ)の12回戦は18日(日本時間19日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。試合を前に、両雄は「KOで決着がつく」と予告している。
※ドネア対ウォータース、メインのゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)対マルコ・アントニオ・ルビオ(34=メキシコ)のWBAスーパー、WBC暫定ミドル級世界王座統一戦は19日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。
ノニト・ドネア
 5月のシンピウェ・ベチェカ(南ア)戦で5回負傷判定勝ちという不本意なかたちながら史上7人目の5階級制覇を果たしたドネアは、 あえて強敵と対峙することで自身の実力を知らしめようという狙いがあるのかもしれない。調整も順調に進んでいるのだろう、コメントには自信が満ち溢れている。「自信に満ちたファイターが危険であることは承知している。ウォータースは優れたチャンピオンだが、私が戦ってきたようなレベルの選手とは手合わせしたことがない。私たちはスピードがあってパワーもある。KO決着になるだろうが、ベストを尽くすよ」
 対するウォータースも「ドネアはとてもすばらしいチャンピオン」と評しながらも、あとは言いたい放題といったところだ。「私たちふたりにはスピードとパワーがある。でも、インテリジェンスという点で違いがある。私は生まれながらのファイターだし、大きくてより優れている。もしもドネアがミスを犯すならば彼はKOされるだろう。5ラウンド前後でね。私と同じリングに上がることに対し、彼には敬意を表するよ」――オッズは6対5でウォータース有利と出ている。ドネアが不利の予想のなかでリングに上がるのは07年7月、初めて世界挑戦したビック・ダルチニャン(アルメニア/米)戦以来7年ぶりのこととなる。

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