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これまで数年にわたって計画されては消滅してきたフロイド・メイウェザー(37=米)対マニー・パッキャオ(35=比)のスーパーファイト。ふたりとも「そう遠くない時期に引退を考えている」と口にするようになったが、ここにきてメイウェザーの父親フロイド・メイウェザー・シニアが「ふたりの対決は実現するだろう。私を信じてくれ」と期待を持たせるコメントを発している。
マニー・パッキャオ
メイウェザー父は一部メディアに対し「願いはかなうよ。その戦い(メイウェザー対パッキャオ)は実現する。信じてくれ」と話している。メイウェザー自身は9月13日にマルコス・マイダナ(亜)を退けて連勝を47(26KO)に伸ばした直後、「今後のことはチームのみんなと話し合って決めるが、次の試合は(2015年)5月」と予告している。対戦候補としてパッキャオの名前も挙げながらも「でも、彼は目の前の試合(11月22日のクリス・アルジェリ戦)に集中したほうがいい」とアドバイスまで送っていた。メイウェザーは来年5月と9月に試合を予定しているが、その2試合でショータイムとの大型契約が切れることもあり「それで引退する」とも話している。パッキャオを擁するトップランク社のボブ・アラム・プロモーターも、ことあるごとにメイウェザー対パッキャオの可能性について話しており、実際に両陣営、テレビ局などで下交渉が行われているとみるのが自然だろう。メイウェザー父のコメントは、こうした動きを表したものと思われる。