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IBF世界スーパーフェザー級王者ランセス・バルセレミ(28=キューバ/米)は4日(日本時間5日)、米国コネチカット州マシャンタケットで同級3位フェルナンド・デビッド・サウセド(32=亜)を相手に初防衛戦に臨んだ。
○ランセス・バルセレミ(キューバ/米)
12回判定(3対0)
×フェルナンド・デビッド・サウセド(亜)
12回判定(3対0)
×フェルナンド・デビッド・サウセド(亜)
スピードとテクニック、加えて手数でも大きく上回ったバルセレミが毎回、3人のジャッジからラウンドを支配したと認められ、120対108×3人というパーフェクトなスコアで勝利をものにした。初防衛に成功したバルセレミは22戦21勝(12KO)1無効試合。ビジネス上の問題で活動が不活発になっているWBO王者ミゲール・ガルシア(米)との統一戦を希望している。敗れたサウセドは61戦52勝(8KO)6敗3分。
前座ではスーパーウェルター級の世界ランカー対決が行われ、バーネス・マーティロスヤン(アルメニア/米)がウィリー・ネルソン(米)に3対0の10回判定勝ちを収めた。採点は97対93(二者)、96対94だった。世界再挑戦を目指しているマーティロスヤンは37戦35勝(21KO)1敗1分。191センチの長身ネルソンは26戦23勝(13KO)2敗1分。
また、同じくアンダーカードに登場した元世界ライトヘビー級王者チャド・ドーソン(米)は、世界挑戦の経験もあるトミー・カーペンシー(米)と対戦したが、10回判定負けを喫した。サウスポーのドーソンは3回に左肩を痛め、その後は右を中心にしたボクシングを強いられた。採点は三者とも96対94だったが、二者は同じくサウスポーのカーペンシーを支持していた。殊勲の勝者は29戦24勝(14KO)4敗1分。最近の4戦で1勝3敗と不調のドーソンは38戦32勝(18KO)4敗2無効試合。