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12年ロンドン五輪ヘビー級金メダリスト、オレクサンデル・ウシク(27=ウクライナ)は4日(日本時間5日)、ウクライナのルビフでダニエル・ブリュワー(30=南ア)に7回KO勝ちを収めた。ウシクは昨年11月にプロ転向後5連続KO勝ちを収めると同時に、WBOインターコンチネンタル・クルーザー級暫定王座を獲得した。
サウスポーのウシクにとってはプロ5戦目にして初の12回戦だったが、序盤から危なげなく試合を支配していった。K2プロモーションズのトップにして現キエフ市長でもある元世界ヘビー級王者ビタリ・クリチコ氏が観戦するなか、7回にウシクは右から左フックをクリーンヒット。倒れたブリュワーのダメージをみたレフェリーはノーカウントで試合をストップした。ブリュワーは31戦24勝(21KO)6敗1分。この日は元世界スーパーライト級王者アンドレアス・コテルニク(36=ウクライナ)の引退試合も行われ、元王者はアレクサンデル・ベニッジ(グルジア/ウクライナ)に8回判定勝ちを収めた。2回にダウンを奪って有終の美を飾ったコテルニクは37戦32勝(13KO)4敗1分、ベニッジは30戦13勝(6KO)15敗2分。