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1日(日本時間2日)、米国カリフォルニア州サンタモニカで行われたIBF世界ミドル級挑戦者決定戦、7位のハッサン・ヌダム・ヌジカム(30=カメルーン/仏)対6位のカーチス・スティーブンス(29=米)は、ヌジカムが三者一致の12回判定勝ちを収めた。
強打を振って打撃戦を仕掛けようとするスティーブンスに対し、ヌジカムはスピードと左ジャブを生かして試合を支配。8回には相手の出端に鮮やかな右のカウンターをヒットしてダウンも奪った。採点は二者が116対111、もうひとりは119対108という大差をつけていた。8日に米国ミシシッピ州ビロクシで行われるサム・ソリマン(豪)対ジャーメイン・テイラー(米)の勝者に最優先で挑戦する権利を得たヌジカムは32戦31勝(18KO)1敗。12年10月にピーター・クィリン(米)にWBO王座を明け渡してから4連勝(1KO)となった。スティーブンスは32戦27勝(20KO)。こちらは昨年11月にゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)に挑戦して8回終了TKO負け後、連勝は2で止まった。