前王者シーサケットが再起

　前WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(27=タイ)が21日、タイのサラブリでゾレン・パマ(22=比)に8回負傷判定勝ちを収め、再起を果たした。

　シーサケットは今年5月、メキシコでカルロス・クアドラス(メキシコ)を相手に防衛戦に臨んだが、8回負傷判定負けを喫して王座を失った。この日の再起戦は奇しくもクアドラスの初防衛戦と重なり、しかもクアドラスはメキシコで4回負傷引き分け、シーサケットは8回負傷判定勝ちという結果だった。WBC傘下のABCスーパーフライ級王座を手にしたシーサケットは33戦28勝(25KO)4敗1分。パマは20戦6勝(3KO)11敗3分。