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[引退式]2014.9.21

江口、最後の花道

 かつて日本重量級を牽引し、5度の防衛をはたした第52代日本ミドル級王者、江口啓二(姫路木下)の引退式が21日、兵庫県・福崎町エルデホール開催の同ジム主催興行「BIG FIGHT BOXING」で行われた。
現役さながらの豪快なパンチを繰り出した
 すでにラストファイトから5年が経過している江口は、引退スパーリングで元東洋太平洋スーパーウェルター級王者で現在はTAISEIボクシングジムの会長を務める丸元大成氏(38)を相手に最後に雄姿を披露した。
同時代を過ごした丸元氏
 現役時代はよく一緒に練習をしたという丸元会長は「チャンピオンにふさわしく、強いハートと強いパンチ、そして心優しい選手だった。あ〜、これがチャンピオンになる人なんだなと思いました。お疲れ様でした、お互いにこれからは強い選手を育てましょう」と語り、江口氏との思い出話に花を咲かせた。
2人の愛娘からも祝福を受けた
 大分県出身の江口は、高校時代は相撲部に所属し、全国大会の入賞経験を持つボクサーとして注目を浴びた。サウスポーの江口は、2003年、第50回全日本新人王ミドル級決勝で、現東洋太平洋スーパーミドル級王者の清田祐三(フラッシュ赤羽)に57-58×3の僅差判定で敗れているが、以降は相撲で鍛えた強靭な下半身と強打で連勝を重ね、2006年に日本王座を獲得。2008年に佐藤幸治(帝拳→引退)が持つ東洋太平洋ミドル級王座挑戦に失敗し、3ヶ月後の次戦で鈴木哲也(進光→六島)に破れ日本王座を失った。最後の試合は翌年の岳たかはし(川崎新田→引退)戦となり、1ラウンドTKO負けを喫した江口は試合後に引退を表明。現在は姫路木下ジムで後進の指導にあたっている。生涯戦績は22戦18勝(12KO)4敗。
木下貴志会長の挨拶
 江口の師でもある木下貴志会長は「私が先代からジムを引き継ぎ一から育てた選手。思い入れのある選手です。チャンピオンになった時のあの感動、本当にありがとう。これからもジムで後輩を厳しく、そして優しい先輩として指導にあたってください。本当にお疲れ様!」と6年半の現役生活を労った。
日本重量級の一時代を支えた江口
 挨拶に立った江口氏は「九州から裸一貫出て来て14年、本当に何度九州に帰ろうかと思ったかわかりません。でも強い気持ちを持ってチャンピオンになれました。本当にありがとうございました」と感謝を述べ、「これからも強い選手を育てて行きますので応援よろしくお願いします」と客席に向け深々と頭を下げた。

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