コロボフの相手はアンドレイド

　ピーター・クィリン(31=米)の突然のベルト返上にともなうWBO世界ミドル級王座について、WBOは1位のマット・コロボフ(31=露/米)と、同団体のスーパーウェルター級王者デメトリアス・アンドレイド(26=米)のカードで王座決定戦を行うと発表した。

　当初はコロボフと2位のビリー・ジョー・サウンダース(英)の間で決定戦が挙行されるとみられたが、ここにきて事態は急転。WBOはサウンダースが15位以内の選手と対戦していないことを理由に「資格なし」と判断。ミドル級進出を希望しているアンドレイドに優先的にチャンスを与えるとした。WBOは両陣営に対し15日以内に交渉をまとめるよう通達を出し、これが不調に終わった場合は興行権入札を行うと伝えている。