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元WBC世界ミドル級王者で現在はWBCスーパーミドル級1位にランクされるフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(28=メキシコ)の次戦が、なかなか決まらない。
フリオ•セサール•チャベスJr
チャベスは今年3月にブライアン・ベラ(米)に大差の判定勝ちを収めたあと、7月にはゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)とノンタイトル戦で拳を交える計画が浮上、契約寸前までいったが破談に。次いで来年1月24日に米国ラスベガスでカール・フロッチ(英)の持つWBA、IBF世界スーパーミドル級王座に挑むプランが持ち上がったが、トップランク社との契約問題が解決していないため現時点で交渉は暗礁に乗り上げていると伝えられる。そんななか今月16日にアンソニー・ディレル(米)がWBCのスーパーミドル級新王者になった。これを受けWBCは1位のチャベスを指名挑戦者に認定するか検討したが、このほど見送られることが決定した。チャベスは12年9月のセルヒオ・マルチネス(亜)戦後のドーピングで陽性反応が出たため9ヵ月の出場停止処分を受けたこともあり、この2年は2試合だけという状態になっている。チャベス・ジュニアはどこへ行く?