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[ニュース]2014.8.22

オールKO決着の後楽園

 22日、後楽園ホールで開催された「カンムリワシファイト49&メガファイト51」では4回戦7試合、8回戦3試合の全10試合が組まれ、すべての試合がKO決着となった。
第一試合は森が逆転KO
 メイン以下の4試合はタイ人選手が相手だったためKOは予想されたが、第1試合と第6試合の4回戦では勝ち星なしの選手がKOでの初勝利を上げ全試合KO決着に貢献。17時50分に開始した興行は、3回の休憩を挟みながら19時58分に終了した。一試合平均は2ラウンド1分20秒だった。
大喜は豪快に倒す
 第8試合に出場した日本スーパーフライ級4位の江藤大喜(白井・具志堅)は、今年4月の日本王座決定戦で前王者の戸部洋平(三迫)に破れて以来の再起戦に臨み、8勝(3KO)7敗のタイ人を2ラウンド1分30秒で撃破。
格の違いを見せつけた
 続く第9試合の現PABAスーパーウェルター級王者の渡部あきのり(野口)は、19歳の7勝(3KO)5敗のチャッチャイ・シットサイトーンを右フック一発でキャンバスに這わせた。1年半ぶりに後楽園ホールのリングに立った渡部は試合後、「成長した姿を見せたかったが早く終わってしまいすみません。難しいと分かってはいるが、目標はあくまで世界。全力を尽くします」と世界挑戦をファンにアピール。が、3ラウンド足らずで終わった試合には、やはりファンから「もう少し見たかった」と不満の声も漏れていた。
無難な前哨戦
 そして、メインに出場したWBC世界スーパーフェザー級15位の江藤3兄弟の末弟・伸悟(白井・具志堅)は、僅か126秒でこの日の興行を締めた。

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