ロマチェンコ 次戦は11/22か

　WBO世界フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(26=ウクライナ)の初防衛戦が11月23日(米国時間22日)、中国特別行政区マカオで行われるマニー・パッキャオ(35=比)対クリス・アルジェリ(30=米)の前座に組み込まれる可能性が高くなった。

　ロマチェンコは08年北京大会(フェザー級)、12年ロンドン大会(ライト級)と五輪連覇を果たし、昨年10月にプロ転向。今年3月の2戦目での世界挑戦では惜敗したが、6月にはゲイリー・ラッセル(米)に完勝して3戦目の戴冠を果たした。今後に関しては「強い相手と戦っていきたい。ランキング上位者から順に声をかけていく」と話していた。その意向に沿ってWBO1位のチョンラタン・ピリャピニョ(29=タイ)が挑戦者の最有力候補として挙がっている。チョンラタンは12年11月、当時のWBAスーパー王者クリス・ジョン(インドネシア)に挑戦して12回判定負けを喫したが、その後は8連勝(6KO)をマークしている。