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IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(28=英)の初防衛戦が12月上旬に計画されている。陣営は実績のあるビッグネームとの対戦を望んでいる。
ケル・ブルック
ブルックは今月16日にショーン・ポーター(米)に小差の判定勝ちを収めて王座を獲得したばかりだが、すでに気持ちは近い将来のビッグマッチに向けられているようだ。陣営では初防衛戦の日程として12月6日を第一候補として挙げており、その線に沿って調整に入る模様だ。対戦希望候補として元2階級制覇王者ティモシー・ブラッドリー(米)や元4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、さらには6階級制覇の実績を持つウェルター級のWBO王者マニー・パッキャオ(比)らの名前を挙げているが、すぐに彼らとの対戦というわけにはいかなそうだ。現実的なところとしては元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス(米)やアンドレ・ベルト(米)、元4階級制覇王者ロバート・ゲレロ(米)、さらにホセシート・ロペス(米)らがリストアップされている。元スーパーライト級王者アミール・カーン(英)も近い将来の対戦候補のひとりではあるが、カーンが12月6日に米国で次戦を予定していることから初防衛戦のリストからは外しているようだ。最終的には大金が見込めるフロイド・メイウェザー(米)との英米でのペイ・パー・ビュー試合が目標となるが、まずは誰と初防衛戦を行うのか注目される。