ポーター 視聴数も苦戦

　16日に米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われたショーン・ポーター(26=米)対ケル・ブルック(28=英)のIBF世界ウェルター級タイトルマッチは、米国のケーブルテレビ、ショータイムで生中継されたが、その視聴件数は思ったほど伸びなかった。

　ESPN.COMのダン・ラファエル記者が報じるところによると、ポーター対ブルックの平均視聴件数は66万1000件で、4月のポーター対ポール・マリナッジ(米)の89万7000件に遠く及ばなかった。セミファイナルのサキオ・ビカ(カメルーン/豪)対アンソニー・ディレル(米)のWBC世界スーパーミドル級タイトルマッチは平均で57万4000件で、これは昨年12月の両者の初戦で記録した44万6000件を大きく上回った。また、同じくアンダーカードで行われたWBC世界ライト級タイトルマッチ、オマール・フィゲロア(米)対ダニエル・エストラーダ(メキシコ)は34万1000件に留まった。