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[世界前哨戦会見]2014.8.13

井岡・宮崎世界前哨戦

 今年5月、IBF世界フライ級王座に挑戦し惜敗した元2階級王者の井岡一翔(25=井岡)と同門の前WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(24)が13日、大阪市内の井岡ジムで会見を開き再起戦を行うことを発表した。
 ボクサー人生の第2章を迎える両者の意気込みをお伝えしよう。
井岡一翔
 世界前哨戦となる再起戦は9月16日、井岡はWBA世界フライ級14位のパブロ・カリージョ(コロンビア=18戦15勝(8KO)2敗1分)を相手に10回戦のリングに上がる。また、宮崎はインドネシアの国内ライトフライ級4位、イカル・トビタ(22戦10勝(8KO)12敗)を迎えて8回戦を行う。関西ボクシングを牽引するふたりだが、ボクサー人生の第2章は、後楽園ホールから始まる。
 会見に臨んだ井岡は「前回の試合、結果として負けたことは悔しいし、応援してくれていた人たちも同じ気持ちにさせてしまった。この負けを良い意味の負けにしたい」と前回の惜敗から3ヶ月経った心境を語り「3階級制覇に向けてさらに強くなったことを証明したいし、もう一度成長した姿を応援してくれている人たちにお見せします」と次戦に向けて意気込みを語った。
宮崎亮
 続いて宮崎は「前回の負けは自分に負けたと思っている。でもここでしっかりプロとしてやり返さないといけない」とライトフライ級での再起戦にこだわりをみせ「9ヶ月ぶりの試合を崖っぷちやと思ってやります。負ければ消えるし、勝てば宮崎はまだまだ終わっていないと思ってもらえる」と静かに決意を語った。
井岡一法会長
 会見に同席した井岡一法会長は「一翔に関して言えば、相手は上手い世界ランカーやけどキッチリ成長した姿を東京の皆様にみせれると思う。宮崎にはプロとしての責任感を持って調整してくれさえすれば問題ない相手。2人ともに言えば勝って当たり前の試合、内容を濃くしていきたいね」と愛弟子2人の成長に期待した。
返り咲く!

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