ガルシア 視聴軒数は苦戦

　WBA、WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(26=米)は9日、米国ニューヨークで行われたノンタイトル戦でロッド・サルカ(31=米)に2回TKO勝ちを収めたが、テレビの視聴軒数は期待されたほど伸びなかった。

　バークレイズ・センターで行われたトリプルマッチのメインを務めたガルシアは予想どおり格の違いを見せつけたが、それが裏目に出たのかショータイムの視聴軒数は平均で80万8000件に留まった。ピーク時でも85万と、合格ラインといわれる100万件には遠く及ばなかった。97万2000軒をマークした2月のマウリシオ・エレラ(米)戦にも届かなかった。セミで行われたレイモント・ピーターソン(米)対エドガル・サンタナ(プエルトリコ)のIBF世界スーパーライト級タイトルマッチは64万8000件、ダニエル・ジェイコブス(米)がジャーロッド・フレッチャー(豪)を5回TKOで下したWBA世界ミドル級王座決定戦は55万8000件だった。