試合の組立に注目

　11日に後楽園ホールで行われる「ダイヤモンドグローブ&DANGAN110」の前日計量が10日、都内のJBC事務局で行われた。

　セミファイナルの日本スーパーフライ級タイトルマッチでは、王者・戸部洋平(三迫)が、無敗の挑戦者・石田匠(井岡)を迎えて初防衛戦に臨む。計量を終えた両者に話を聞いた。

　計量は、両者スーパーフライ級リミットの52.1kgでパス。台風の影響で到着が遅れた石田だが、特に疲れた様子はなかった。 　計量を終え「ホッとしました」と話す戸部は「身長が高かったですね。明日は、今までやってきたことを出せればと思っています。自分のペースに早い内にもっていけたら勝てると思います」と意気込みを語った。

　「減量がキツそうでしたね」と戸部の印象を語った石田は「初めてのタイトルマッチなので何が何でも勝って、世界を目指したいと思います。明日は勝つ試合をしてベルトを持って帰りたいです」と意気込みを語った。