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IBF世界ヘビー級2位のビャチェスラフ・グラツコフ(29=ウクライナ/米)は9日(日本時間10日)、米国ペンシルベニア州ベツレヘムでデリック・ロシー(34=米)と対戦、厳しい戦いを強いられたが辛うじて2対0の10回判定勝ちを収めた。
アマチュア時代に07年の世界選手権スーパーヘビー級銀、08年北京五輪では銅メダルを獲得しているグラツコフは、09年にプロ転向後は18戦17勝(11KO)1分のレコードを残している。今年3月には元世界2階級制覇王者トマス・アダメク(ポーランド/米)に判定勝ちを収めるなど、着実に世界一に近づいているかと思われた。しかし、圧勝が予想されたこの日は思わぬ苦戦を強いられ、96対94、98対92、95対95の2-0で辛勝という結果に終わった。善戦したロシーは38戦29勝(14KO)9敗。