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WBA世界ミドル級暫定王者ドミトリー・チュディノフ(27=露)は9日(日本時間10日)、ロシアのクリミア地方セバストポルでメーディ・ブーアドラ(32=仏)を相手に2度目の防衛戦に臨み、3回TKO勝ちを収めた。
チュディノフの圧勝だった。初回に左ボディブローで先制のダウンを奪った王者は、2回にも猛攻を仕掛けた。ブーアドラは戦闘意欲を折られたかのように2度、キャンバスに膝をついてカウントをとられた。迎えた3回、さらにチュディノフは2度のダウンを奪ってレフェリー・ストップを呼び込んだ。2度目の防衛に成功したチュディノフは16戦14勝(9KO)2分。12年12月にアルツール・アブラハム(アルメニア/独)のWBO世界スーパーミドル級王座に挑んで8回TKO負け後、4連続判定勝ち中だったブーアドラは36戦30勝(11KO)6敗。