海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
元世界ライトヘビー級王者で現在はWBA世界ヘビー級10位にランクされているアントニオ・ターバー(45=米)は9月29日、米国テキサス州イダルゴで元世界ランカーのジョナサン・バンクス(32=米)と対戦することになった。
ターバーは2年前の試合後のドーピングで陽性反応が出たためサスペンドを受けていたが、昨年11月に戦線復帰。これが10ヵ月ぶりの試合となる。元世界王者の相手に選ばれたバンクスはクルーザー級時代に世界挑戦したこともある強豪で、ヘビー級転向後はセス・ミッチェル(米)に2回TKO勝ちを収めるなどして世界上位まで進出。しかし、昨年6月の再戦でミッチェルに12回判定負けを喫しており、これが1年3ヵ月ぶりの実戦となる。近年はヘビー級の3団体統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のチームに加わり、クリチコの防衛戦の際にはチーフセコンドを務めている。戦績はサウスポーのターバーが37戦30勝(21KO)6敗1無効試合。バンクスは32戦29勝(19KO)2敗1分。なお、この日の前座ではターバーの息子アントニオ・ターバー・ジュニアがプロデビュー戦を行うことになっている。