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[海外ニュース]2014.8.2

ハード路線臨むロマチェンコ

 6月にゲイリー・ラッセル(26=米)との王座決定戦を制してプロ3戦目で戴冠を果たしたWBO世界フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(26=ウクライナ)陣営が、強敵との防衛戦を希望している。
ワシル•ロマチェンコ
 ロマチェンコは08年北京五輪(フェザー級)、12年ロンドン五輪(ライト級)を制覇したあと昨年10月にプロデビュー。今年3月の初挑戦は惜敗に終わったが、6月には非凡な才能を存分にみせつけて戴冠を果たした。プロ戦績は3戦2勝(1KO)1敗。初防衛戦は自由選択試合になりそうだが、陣営はイージーな相手との対戦は避けるとしている。エギス・クリマス・マネージャーは「彼(ロマチェンコ)自身がハードな路線を望んでいるんだ。だからランキングの15位から順に当たっていくようなことはしない。1位から声をかけ、1位が無理なら2位、2位が無理なら3位という順で当たっていきたい」と話している。ちなみに最新のフェザー級WBOランキングでは1位がチョンラタン・ピリャピニョ(タイ)、2位がアブネル・マレス(メキシコ/米)、3位がガマリエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、4位がマービン・ソンソナ(比)、5位がカミル・ラツジク(ポーランド)となっている。「ハイテク」と呼ばれる天才サウスポーが初防衛戦の相手に誰を選ぶのか楽しみだ。

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