柴田、念願の地元開催

　足立総合スポーツセンターで開催される女子ボクシング、ダブル世界戦の調印式と前日計量が1日、都内のJBC事務局で行われた。メインのリングに登場するのは、2度目の防衛戦に臨むIBF女子世界ライトフライ級王者、柴田直子(ワールドスポーツ)と指名挑戦者でランキング1位のアナ・アラゾーラ(メキシコ)。

　「地元、足立区で試合ができることに感謝している」という柴田は、強気な態度を見せた挑戦者を横目に落ち着いた様子で「練習してきたことをしっかり出して勝ちたい」と元気よく挨拶を終えた。

　「初めて日本に来たが、ベルトを持って帰る」と強気な態度を見せたアラゾーラは「他の選手と違いはない」とチャンピオンの第一印象を口にした。

■IBF女子世界戦前日計量
王者:柴田直子
体重:48.1kg
体温:37.3度
脈拍:69/分
血圧:131/86 hg/mm

挑戦者:アナ・アラゾーラ
体重:48.8kg
体温:36.8度
脈拍:55/分
血圧:105/65 hg/mm
生年月日:1980年3月1日

　この試合は、Winning社製8オンスのグローブを使用する。

■オフィシャル
レフェリー:島川威(日本)
ジャッジ:ソムサック・シリアナント(タイ)
ジャッジ:サノング・アウムイム(タイ)
ジャッジ:シン・キョンハ(韓国)
立会人:イ・セチュン(韓国)