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このほどWBC(世界ボクシング評議会)は、元世界3階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(24=米)の出場停止処分を解除すると発表した。ブローナーは今年5月の試合後、差別的発言をしたとしてサスペンドされていた。
エイドリアン•ブローナー
ブローナーは昨年12月にマルコス・マイダナ(亜)に2度のダウンを喫して判定負け、WBA世界ウェルター級王座から陥落。再起戦を今年5月、カルロス・モリナ(米)相手に米国ネバダ州ラスベガスで行った。その試合後のリング上インタビューでメキシコ人を冒涜する発言があったとしてネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)やWBCが問題視。ブローナーには出場停止とランキングから除外という処分が下されていた。今回、NSACがヒアリングを行い、それを受けてWBC役員が投票によって処分解除が決定した。WBCではブローナーをスーパーライト級3位にランクするとしている。ブローナーは9月6日に米国内で試合をする予定だが、場所は決まっていない。今月28日に25歳の誕生日を迎えるブローナーは30戦28勝(22KO)1敗1分。