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「どちらにも勝機があると思う」――WBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)が、6月7日に米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われるセルヒオ・マルチネス(39=亜)対ミゲール・コット(33=プエルトリコ)
のWBC世界ミドル級タイトルマッチの勝者との対戦を希望している。
ゲンナディ•ゴロフキン
ゴロフキンはメディアの取材に対し「ふたりのことはリスペクトしている。すごい試合になると思う。勝者と戦いたい。誰がミドル級最強なのか決めるためには必要な試合」と話している。こうした一方、サウル・アルバレス(メキシコ)にも興味を示している。しかし、「彼はゴールデンボーイ・プロモーションズとショータイム(テレビ局)で私はHBOテレビだから、実現は難しいだろうね」と対戦は諦めている様子だ。ゴロフキン自身も7月26日にMSGで11度目の防衛戦を予定しているが、まだ相手は決まっていない。陣営は元IBF王者ダニエル・ゲール(豪)と交渉を進めているが、WBAからは1位のジャーロッド・フレッチャー(豪)との指名防衛戦を強制されている状態だ。