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WBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)は7月26日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で元IBF同級王者ダニエル・ゲール(33=豪)を相手に11度目の防衛戦を行うことになりそうだ。
ゲンナディ•ゴロフキン
もともとゴロフキンは4月26日にMSGでV11戦を予定していたが、2月に父親が急逝したことによる服喪のため試合をキャンセル。7月19日には前WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)との対戦が計画されたが、これは相手側がプロモーターの条件に首を縦に振らずに白紙に。こうしたなかゲール戦が浮上したわけだ。すでにゴロフキン側のK2プロモーションズと、ゲール側のゲイリー・ショー・プロモーターが最終交渉中と伝えられる。ちなみに両者はアマチュア時代の01年、大阪で開催された東アジア大会ウェルター級決勝で対戦し、そのときはゴロフキンが15対3のポイント勝ちを収めている。プロでは10連続KO防衛中のゴロフキンが29戦全勝(26KO)、ゲールが32戦30勝(16KO)2敗。ゴロフキンは近日中に米国入りし、来週からアベル・サンチェス・トレーナーとともにカリフォルニア州のビッグベアでトレーニング・キャンプを行うことになっている。