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WBCのマウリシオ・スライマン会長は、同団体のヘビー級新王者バーメイン・スティバーン(35=ハイチ/カナダ/米)に対する指名挑戦者がデオンタイ・ワイルダー(28=米)であることを改めて強調している。
マウリシオ・スライマン
スティバーンは10日にクリス・アレオーラ(米)を6回TKOで下してWBC王座を獲得したばかりだが、WBA、IBF、WBO3団体統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)との統一戦が期待されてもいる。WBCはデビューから31連続KO勝ちのデオンタイ・ワイルダー(米)との防衛戦をスティバーンに義務づけているが、ワイルダーに待ち料を払ってクリチコ戦を優先させようというプランも浮上していると伝えられる。スライマン会長の発言にはこうした動きを牽制する意図があるものと思われる。