海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBA、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(38=ウクライナ)に対し、このほどIBFが同団体1位のクブラト・プレフ(33=ブルガリア)との指名防衛戦を行うよう指令を出した。
ウラジミール•クリチコ
クリチコは06年4月にIBF王座を獲得し、その後にWBO王座とWBA王座をコレクションに加えてきた。IBF王座は16度の防衛を果たしている。また、4月26日にはWBOの指名挑戦者アレックス・リーパイ(サモア/オーストラリア)を5回TKOで退けたばかりだ。IBFの指名挑戦者プレフは08年北京五輪に出場するなどトップアマとして活躍後、09年11月にプロデビュー。ここまで20戦全勝(11KO)をマークしている。クリチコ対リーパイ戦もリングサイドで偵察しており、「クリチコが完全無欠のマシーンではないことを明らかにしてみせる」と意気込んでいる。すでにクリチコ側のK2プロモーションズとプレフ側のサウアランド・イベントは対戦に向けて交渉に入っていると伝えられる。