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[試合結果]2014.5.4

ブローナーVSモリナほか

 5月3日(日本時間4日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナのイベントは、アンダーカードも豪華だった。米国の有料テレビ、ペイ・パー・ビュー(PPV)のオープニングではジェイレオン・ラブ(26=米)対マルコ・アントニオ・ペリバン(29=メキシコ)のWBAインターナショナル・スーパーミドル級王座決定戦が行われ、次いで前WBA世界ウェルター級王者エイドリアン・ブローナー(24=米)対カルロス・モリナ(28=米)のWBCインターナショナル・スーパーライト級王座決定戦が行われた。
入場時のブローナー
WBCインターナショナル・スーパーライト級王座決定戦
○エイドリアン・ブローナー(米)
 10回判定(3対0)
●カルロス・モリナ(米)
モリナ-ブローナー

 昨年12月、マルコス・マイダナに2度のダウンを喫したすえ判定負け、WBA世界ウェルター級王座を失ったブローナーの再起戦。5ヵ月前の失敗で懲りたのかブローナーはディフェンスにも注意しながらパンチを交換した。2回に肩越しの右を浴びて冷やりとしたブローナーは3回、相手を抱え上げて落とすなど苛立ちも感じさせた。スピードで勝るブローナーは正面から入ってくるモリナになかなか連打を浴びせることはできなかったが、4回には中近距離で左右を上下にヒット、はっきりと優勢を印象づけた。ラウンドを重ねるごとにブローナーが多彩なブローで差を広げる展開となり、反比例してモリナの動きは徐々に鈍っていった。中盤以降は着々とブローナーが加点していったが、やや盛り上がりを欠いた展開ともいえた。終盤に入ってブローナーはノーガードで相手を誘ったり腕を振ったりしてモリナを挑発したが、場内を十分に湧かせることはできなかった。最終回もブローナーは自在なボクシングを展開したが、決定的なシーンをつくることはできず、比較的淡々としたなかで試合終了のゴングを聞いた。
採点は99対91、98対92、100対90と大差がついていた。再起を飾ったブローナーは30戦28勝(22KO)1敗1無効試合。12年12月のアミール・カーン(英)戦以来のリングだったモリナは20戦17勝(7KO)2敗1分。

ラブの勝利
WBAインターナショナル・スーパーミドル級王座決定戦
○ジェイレオン・ラブ(米)
 10回判定(3対0)
●マルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ)

 体格で勝るペリバンが圧力をかけ、ラブがサークルしながら迎え撃つ展開でスタート。2回に鼻から出血したペリバンは勝負を急いだのか3回にラッシュ、効率は悪かったものの連打でラブを守勢に追いやった。スピードで上回るラブは左ジャブを突き刺して攻撃の糸口を探るが、そんな矢先の5回、ペリバンの右を浴びてふらつき、さらに連打にさらされてダウンを喫した。手負いのラブは6回に反撃。ペリバンを追い立て、相手の左目上を切り裂いて形勢を逆転した。その後はラブが左ジャブで試合をコントロールして10回まで戦い終えた。採点は95対93、97対92、96対93だった。メイウェザー・プロモーションズの秘蔵っ子ラブは19戦18勝(10KO)1無効試合。WBA14位からランクアップが予想される。一方、3試合連続で勝利から見放されたWBC3位のペリバンは23戦20勝(13KO)2敗1分。
 この日のアンダーカードには12年ロンドン五輪ミドル級銅メダリストのアンソニー・オゴゴ(英)も出場、ジョネル・タピア(米/プエルトリコ)に3回46秒TKO勝ちを収めている。オゴゴは6戦全勝(3KO)、引き分けを挟んで4連敗のタピアは14戦8勝(5KO)5敗1分。

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