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WBA世界フェザー級暫定王者ヘスス・アンドレ・クェジャル(27=亜)は2日(日本時間3日)、米国ネバダ州ラスベガスのハードロックホテル&カジノで元WBA世界スーパーバンタム級王者リコ・ラモス(26=米)を相手に初防衛戦に臨んだ。
○ヘスス・アンドレ・クェジャル(亜)
12回判定(3対0)
●リコ・ラモス(米)
12回判定(3対0)
●リコ・ラモス(米)
これが9ヵ月ぶりのリングとなるクェジャルは初回に先制のダウンを奪って主導権を握った。8回には後頭部への加撃で減点を科されたが大勢に影響はなく逃げ切った。初防衛に成功したクェジャルは25戦24勝(18KO)1敗、ラモスは27戦23勝(12KO)4敗。
同じイベントには前IBF世界スーパーウェルター級王者イシェ・スミス(米)も出場、ライアン・デイビス(米)に2回KO勝ちを収めた。昨年9月、カルロス・モリナ(米)に王座を明け渡したスミスは再起を飾り、戦績を32戦26勝(12KO)6敗に伸ばした。デイビスは41戦24勝(9KO)14敗3分。
また、ライト級10回戦ではミッキー・ベイ(米)がアラン・エレラ(メキシコ)に判定勝ちを収めている。7回にダウンを喫したベイだが、それ以外は大きな問題なくエレラをコントロール、98対92(二者)、97対92の判定をものにした。ベイは23戦20勝(10KO)1敗1分1無効試合、エレラは38戦32勝(21KO)6敗。さらに元五輪戦士のロウジー・ウォーレン(米)もアンダーカードに出場し、バンタム級10回戦でマルティン・アルバラード(メキシコ)に判定勝ちを収めた。2回と9回にダウンを奪ったウォーレンは99対87の大差でジャッジ三者から支持された。04年アテネ、08年北京、12年ロンドンと五輪三大会に出場した経験を持つウォーレンは12年11月にプロ転向、今回が初10回戦だった。戦績は11戦全勝(3KO)、アルバラードは10戦7勝(6KO)3敗。
同じくロンドン五輪ライトウェルター級米国代表のジャメル・ハーリング(米)はライト級8回戦でロゲリオ・カサレス(米)に2回TKO勝ちを収めた。ハーリングは8戦全勝(5KO)、カサレスは9戦6勝(3KO)3敗。