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元WBA、IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(27=英)は既報のとおり5月3日(日本時間4日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで元WBA世界ウェルター級王者ルイス・コラーゾ(32=米)と対戦する。この試合を印象的な勝利で飾れば次の大舞台が約束されているカーンは「ウェルター級も支配する」と意欲をみせている。
フロイド・メイウェザー(米)対マルコス・マイダナ(亜)のウェルター級王座統一戦をメインとする5月3日のイベントは、「THE MOMENT」と銘打たれている。カーン対コラーゾはセミファイナルで予定されている。カーンが勝ってメイウェザーも勝てば9月に両者の直接対決が具体化するはずだ。それだけにカーンの意気込みは並々ならぬものがある。「ウェルター級に進出し、この階級も支配してみせる。私とルイスでその日の注目を独占してしまうだろうね」
これに対し1月に元WBC世界ウェルター級王者ビクター・オルティス(米)を右一撃で沈めているサウスポーのコラーゾは「この試合は私を一段上のレベルに引き上げてくれるもので、真摯な気持ちで臨みたい」と話している。戦績はカーンが31戦28勝(19KO)3敗、コラーゾは40戦35勝(18KO)5敗。オッズは5対1でカーン有利と出ている。