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[試合結果]2014.3.9

アルバレスVSアングロ

 スーパーウェルター級のサバイバルマッチ、前WBA、WBC王者サウル・アルバレス(23=メキシコ)対元WBO暫定王者アルフレド・アングロ(31=メキシコ)の12回戦は8日(日本時間9日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われた。ともに前戦では敗北を喫しているだけに、トップ戦線に踏みとどまるためには絶対に落とせない重要な一戦だった。再起を飾ったのはアルバレスか、それともアングロか――。
※アルバレス対アングロ、ホルヘ・リナレス(帝拳)対荒川仁人(八王子中屋)のWBC世界ライト級挑戦者決定戦は明日10日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送。ゲストはWBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)と、元2階級制覇王者の長谷川穂積(真正)。
アルバレス×アングロ
○サウル・アルバレス(メキシコ)
 10回47秒TKO
●アルフレド・アングロ(メキシコ)
アルバレス×アングロ

 最終的に6対1のオッズで支持を受けたアルバレスは、早々に左フックを浅くヒット、それを機に積極的に攻めて出た。不十分ながら右も当て、さらに左ボディもめり込ませ、元暫定王者を後退させた。アングロもときおり左右を伸ばすが、様子見の域は出ずアルバレスを脅かすことはできなかった。2回になるとアングロも左で探りを入れて次に繋ぐタイミングを図るが、スピードに大差があるため流れをつくれない。アルバレスは肩越しの右ストレートや右アッパーを繰り出し、ほぼ自在に相手をコントロールしていった。3回、明らかに正面突破を狙うアルバレスは折々でアングロの打撃戦にも応じたうえで左右の強打を上下に打ち込んでいった。この日のアルバレスは力まかせの傾向があり、崩すための左ジャブが少なかった。5回、そのジャブが機能し始め、アルバレスは出入りのボクシングに転換、適度に足をつかいながらアングロを突き放していった。
レフェリーが止めた瞬間
 アングロは徐々にプレスを強めていったが、なかなかクリーンヒットを浴びせることができないままラウンドを重ねることになった。
それでも左右の強打は23歳の人気者を脅かすには十分な迫力があった。中盤はアングロが前進、アルバレスが機を見て迎撃するという展開になったが、主導権はアルバレスが握ったままだった。8回にはアングロが相手をロープに追い詰めて左右を強振、攻勢を印象づけたが正確さを欠いていた。これを機に足を止めたアルバレスは9回、リスクの高い正面からの打撃戦に応じ、右ショートや左フック、左アッパーでアングロにダメージを与えた。10回早々、アルバレスがインサイドから左アッパーをヒット、アングロのアゴが跳ね上がるとトニー・ウィークス・レフェリーが唐突に試合をストップした。
 半年の期間をおいて再起を飾ったアルバレスは45戦43勝(31KO)1敗1分。「ストップが早い? 私が止めたわけじゃないからね。あと10ラウンドでも戦くことができた。きょうは少し相手の戦い方に合わせたところもあった。でもダメージはないよ。もうメイウェザー戦のことは払しょくできた」とインタビューに答えた。
1万5500人の観客の多くがそうだったようにアングロ自身もストップに不満を露わにしたが、昨年6月のエリスランディ・ララ(キューバ/米)戦に続く敗北を受け入れざるを得なかった。26戦22勝(18KO)4敗。「目は腫れていたかもしれないが、まだ大丈夫だった。
でも勝ったのはアルバレス。自分の思ったような展開で戦えなかった」とアングロは悔しそうだった。

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