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WBCのホセ・スライマン会長は13日、5月4日に米国ネバダ州ラスベガスで予定されるスーパーウェルター級王者サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)の次期防衛戦の相手として、1位のエリスランディ・ララ(キューバ/米)を指名する可能性があることを示唆した。
王者のアルバレス
昨年11月、アルバレスに対する指名挑戦者決定戦としてララ対バーネス・マーティロスヤン(アルメニア/米)戦が行われたが、9回負傷引き分けに終わっている。これを受けWBCは両者に再戦を命じたが、マーティロスヤン側が拒否。そのためララはエマヌエル・デラ・ローサ(イタリア)と挑戦者決定戦を行う方向で調整に動いていた。スライマン会長はララ対デラ・ローサにも不満らしく、対戦に「待った」をかけている。「もしもララが挑戦者決定戦を行うのならば、その相手は欧州王者のセルゲイ・ラブチェンコ(ベラルーシ=22戦全勝16KO)であるべきだ」というのだ。
アルバレスに関しては5月4日、WBA王者オースチン・トラウト(米)との対戦が有力と伝えられる。しかし、WBCは他団体との統一戦に慎重な態度をみせる傾向があるだけに、今回の会長コメントもアルバレス陣営を牽制する意味があるとも考えられる。
アルバレスに関しては5月4日、WBA王者オースチン・トラウト(米)との対戦が有力と伝えられる。しかし、WBCは他団体との統一戦に慎重な態度をみせる傾向があるだけに、今回の会長コメントもアルバレス陣営を牽制する意味があるとも考えられる。