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12日(日本時間13日)、前東洋太平洋王者の淵上誠(八王子中屋)の挑戦を3回TKOで一蹴したWBA同級王者ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)。30歳の元五輪銀メダリストは近い将来、王座統一戦、複数階級制覇に照準を合わせている。
初回に挑戦者の目の上を切り裂き、2回にはダウンを奪い、3回にはダウンを追加してストップ――16対1の賭け率どおり淵上を一方的に退けたゴロフキンは、WBAから9月30日までに同級スーパー王者フェリックス・シュトルム(独)との統一戦を義務づけられている。
この両者、もともとはドイツのウニベルスム・ボックス・プロモーションズの同僚という間柄で、何度かスパーリングでも手合わせしたことがある。しかし2年ほど前にふたりとも同社を離れ、シュトルムは独立、ゴロフキンはクリチコ兄弟のK2プロモーションズに移籍した。その前後に統一戦のプランが持ち上がったが、正王者のシュトルムがスーパー王者に、暫定王者のゴロフキンが正王者にそれぞれ昇格したことでいったんは対戦が消滅した。
スパーリングの手応えからシュトルム戦に絶対の自信を持っていると伝えられるゴロフキンは統一戦を大歓迎の様子だが、スーパー王者の意向はなかなか伝わってこない。
もしもシュトルムが統一戦プランに乗ってこない場合、ゴロフキンは他団体の王者との対戦も視野に入れているが、IBF王者ダニエル・ゲール(豪)とWBO王者ディミトリー・ピログ(露)は8月25日に統一戦を計画。WBCのダイヤモンド王者セルヒオ・マルチネス(亜)はフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)との試合に照準を合わせており、なかなか割り込む機会は巡ってきそうにない。
そこでゴロフキンはスター選手が揃うスーパーウェルター級に体重を下げるか、タレントが豊富なスーパーミドル級に上げるか、思案中といわれる。23戦全勝(20KO)の30歳、ゴロフキンの今後に要注目だ。
この両者、もともとはドイツのウニベルスム・ボックス・プロモーションズの同僚という間柄で、何度かスパーリングでも手合わせしたことがある。しかし2年ほど前にふたりとも同社を離れ、シュトルムは独立、ゴロフキンはクリチコ兄弟のK2プロモーションズに移籍した。その前後に統一戦のプランが持ち上がったが、正王者のシュトルムがスーパー王者に、暫定王者のゴロフキンが正王者にそれぞれ昇格したことでいったんは対戦が消滅した。
スパーリングの手応えからシュトルム戦に絶対の自信を持っていると伝えられるゴロフキンは統一戦を大歓迎の様子だが、スーパー王者の意向はなかなか伝わってこない。
もしもシュトルムが統一戦プランに乗ってこない場合、ゴロフキンは他団体の王者との対戦も視野に入れているが、IBF王者ダニエル・ゲール(豪)とWBO王者ディミトリー・ピログ(露)は8月25日に統一戦を計画。WBCのダイヤモンド王者セルヒオ・マルチネス(亜)はフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)との試合に照準を合わせており、なかなか割り込む機会は巡ってきそうにない。
そこでゴロフキンはスター選手が揃うスーパーウェルター級に体重を下げるか、タレントが豊富なスーパーミドル級に上げるか、思案中といわれる。23戦全勝(20KO)の30歳、ゴロフキンの今後に要注目だ。