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現時点で今年最大の規模のボクシングイベント、フロイド・メイウェザー(米)対ミゲール・コット(プエルトリコ)のWBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチは5日(日本時間6日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われた。
※明日7日(月)、午後9時からWOWOWライブで再放送
※明日7日(月)、午後9時からWOWOWライブで再放送
○フロイド・メイウェザー(米)
12回判定(3-0)
●ミゲール・コット(プエルトリコ)
42戦全勝(26KO)の5階級制覇王者メイウェザーに3200万ドル(約26億2400万円)、39戦37勝(30KO)2敗の3階級制覇王者コットに800万ドル(約6億5600万円)が最低保証された大一番。直前のオッズは7対1でメイウェザー有利と出ていた。
初回、いつもよりも積極的に相手を追うコットに対し、メイウェザーは足をつかいながら距離をとり、ときおりスピードのある左を放つ。機を見て放つ右も鋭い。2回以降、コットはメイウェザーをロープやコーナーに押し込んで強引に左右を浴びせようと試みるが、その多くは巧みなブロックやショルダー・ブロックに阻まれた。
無敗のウェルター級王者はコットのガードの脇から右フックを捻じ込み、またインサイドからショートのアッパーを突くなど幅広い攻撃を展開。着々と加点していった。
それでも中盤、コットは手を休めずに攻め、メイウェザーを守勢に追いやり勝負への執念を存分に見せつける。6回と8回にはジャッジ三者が揃ってコットにポイントをつけたほどだった。
珍しく鼻血を流したメイウェザーは終盤にややペースダウンしたものの、コットの攻撃をクリンチで寸断するなど巧者ぶりも見せつけた。9、10、11回とポイントを連取して勝利を決定づけたメイウェザーは最終回、明らかにKOを狙って攻勢に出た。コットの膝が揺れるシーンもあり最後まで目の離せない展開が続くなかで試合は終了のゴングとなった。
採点は118対110がひとり、117対111がふたりの3-0。大差がついたものの両者がそれなりに持ち味を出した試合といえた。この勝利でメイウェザーはWBAのスーパーウェルター級タイトルを獲得するとともに、WBCの同級ダイヤモンド・ベルトもゲットした。DVで実刑判決を受けたため、このあと6月1日から87日間の収監が予定されている。
12回判定(3-0)
●ミゲール・コット(プエルトリコ)
42戦全勝(26KO)の5階級制覇王者メイウェザーに3200万ドル(約26億2400万円)、39戦37勝(30KO)2敗の3階級制覇王者コットに800万ドル(約6億5600万円)が最低保証された大一番。直前のオッズは7対1でメイウェザー有利と出ていた。
初回、いつもよりも積極的に相手を追うコットに対し、メイウェザーは足をつかいながら距離をとり、ときおりスピードのある左を放つ。機を見て放つ右も鋭い。2回以降、コットはメイウェザーをロープやコーナーに押し込んで強引に左右を浴びせようと試みるが、その多くは巧みなブロックやショルダー・ブロックに阻まれた。
無敗のウェルター級王者はコットのガードの脇から右フックを捻じ込み、またインサイドからショートのアッパーを突くなど幅広い攻撃を展開。着々と加点していった。
それでも中盤、コットは手を休めずに攻め、メイウェザーを守勢に追いやり勝負への執念を存分に見せつける。6回と8回にはジャッジ三者が揃ってコットにポイントをつけたほどだった。
珍しく鼻血を流したメイウェザーは終盤にややペースダウンしたものの、コットの攻撃をクリンチで寸断するなど巧者ぶりも見せつけた。9、10、11回とポイントを連取して勝利を決定づけたメイウェザーは最終回、明らかにKOを狙って攻勢に出た。コットの膝が揺れるシーンもあり最後まで目の離せない展開が続くなかで試合は終了のゴングとなった。
採点は118対110がひとり、117対111がふたりの3-0。大差がついたものの両者がそれなりに持ち味を出した試合といえた。この勝利でメイウェザーはWBAのスーパーウェルター級タイトルを獲得するとともに、WBCの同級ダイヤモンド・ベルトもゲットした。DVで実刑判決を受けたため、このあと6月1日から87日間の収監が予定されている。