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井上尚弥(25=大橋)が返上して空位になっているWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王座の決定戦が、元3階級制覇王者で現WBO同級1位ドニー・ニエテス(35=比)対2位アストン・パリクテ(27=比)のカードで行われることが確実となった。4月30日、WBOが両陣営に対して王座決定戦を行うよう指令を出し、10日以内に対戦合意するよう命じた。
WBOのミニマム級とライトフライ級、IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王座を獲得してきたニエテスは、この春にフライ級王座を返上してスーパーフライ級に転向した。同時にWBO最上位にランクされた。46戦41勝(23KO)1敗4分。
NABF北米王座など地域王座を獲得しながら上位に上がってきたパリクテは26戦24勝(20KO)2敗。現在は元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズ(米)のプロモーション会社と契約を交わしている。交渉が不調に終わった場合は興行権入札が行われるが、その際に提示する両選手の合計報酬の最低額は10万ドル(約1090万円)となっている。この試合の勝者、つまり新王者は90日以内にWBOが指名する挑戦者と初防衛戦を行う義務を負う。