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WBO(世界ボクシング機構)バンタム級王者ゾラニ・テテ(29=南ア)の2度目の防衛戦が来年2月10日、フライ級とスーパーフライ級の元王者で現在はバンタム級でWBO1位にランクされるオマール・ナルバエス(42=亜)を相手に英国ロンドンのコッパー・ボックス・アリーナで行われる。テテは11月18日に世界戦史上最短となる11秒KOで初防衛を果たしている。

3階級制覇を狙うナルバエス
175センチの長身サウスポー、テテは英国のフランク・ウォーレン・プロモーターと契約を交わしてからは絶好調で、運にも恵まれている。今年4月の試合は挑戦者決定戦として行われるはずだったが、当時の王者が計量で失格したため暫定王座の決定戦に繰り上がり、その後、試合に勝って暫定王者になったテテは正王者に昇格した。その初防衛戦では右フック一発で11秒KO勝ちを収めている。上昇気流に乗っているといっていいだろう。29戦26勝(21KO)3敗。
対するナルバエスもサウスポーで、こちらはフライ級でWBO王座を16度防衛、スーパーフライ級でも井上尚弥(大橋)に敗れるまで11度防衛した実績を持っている。井上戦後は4連勝(2KO)と調子を取り戻している。51戦47勝(25KO)2敗2分。