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WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級1位のセサール・フアレス(25=メキシコ)が9月、同級王者ジェシー・マグダレノ(25=米)に挑戦するプランが進んでいる。実現すればフアレスにとっては15年12月のノニト・ドネア(34=比/米)以来2度目の世界挑戦となる。「ドネア戦の経験を生かし、自分のスタイルを崩さずに戦って勝ちたい」とフアレスは意欲をみせている。
フアレスはドネア戦後の再起戦で不覚をとったが、以後は3連勝(1KO)で再びWBOの最上位に名を連ねている。そのフアレスは「マグダレノの初防衛戦を見たが、足もあるしスピードもある、いい選手だと思う。でも、大事に育てられてきたので今度の試合で綻びが出るかもしれない。自分のボクシングを崩さず、彼の足の動きをみて詰めていきたい。ドネアは全盛を過ぎた選手だったのに私は勝てなかった。あの試合の経験を生かして勝ちたい。いまが私のピークだと思う」と話している。25戦20勝(15KO)5敗。フアレス戦が決まれば2度目の防衛戦となるマグダレノは25戦全勝(18KO)。