海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBA(世界ボクシング協会)は、同団体ウェルター級スーパー王者のキース・サーマン(28=米)とレギュラー王者レイモント・ピーターソン(33=米)に対戦指令を出す用意があるようだ。専門サイトboxingscene.comが報じているもので、実現すればサーマンにとっては8度目、ピーターソンにとっては初防衛戦となる。ただ、サーマンは今月4日にWBC王座も獲得しており、こちらの防衛戦との兼ね合いもあり不透明な部分は残る。
キース・サーマン
今月4日、ダニー・ガルシア(米)に2対1の12回判定勝ちを収めてWBA、WBC2団体統一王者になったサーマンは29戦28勝(22KO)1無効試合。2月18日にダビド・アバネシャン(露)に判定勝ちして2階級制覇を果たしたピーターソンは39戦35勝(17KO)3敗1分。WBAが両者の対戦を義務づける動きがある一方、WBCは4月22日に行われる3位のショーン・ポーター(米)対4位アンドレ・ベルト(米)の元王者対決を指名挑戦者決定戦として認定している。各団体や関係者がどう日程や順番の調整をつけるのか、リング外の動きにも注目が集まる。