パーカーがTR社と提携

　パーカーはニュージーランドのドゥコ・イベンツとプロモート契約を交わしているが、今回の世界戦はルイスのプロモーターでもあるTR社の協力を得てニュージーランド開催にこぎ着けた経緯がある。パーカーとも提携の契約を交わしたTR社とすれば、どちらが勝っても傘下の選手がWBO世界ヘビー級王者になるわけで、大きなビジネスになるヘビー級戦略の重要な布石というわけだ。すでにニュージーランド入りしているTR社のボブ・アラム・プロモーターは「私たちが選手をスターにするわけではない。私たちにできることはサポートすることだけだ。選手自身が自力でスターにならなければならない」と話している。パーカーは21戦全勝(18KO)、ルイスは29戦全勝(19KO)。オッズは依然として10対3でニュージーランド初の世界ヘビー級王者誕生を推している。