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前WBA世界フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(33=亜)は2日(日本時間3日)、アルゼンチンのメンドサ州マラルグエでディエゴ・ピチャルド・リリアーノ(31=ドミニカ共和国/亜)と10回戦を行った。昨年12月、井岡一翔(27=井岡)に11回TKO負けを喫しているレベコにとっては約11ヵ月ぶりの再起戦だった。
ファン・カルロス・レベコ
IBF中南米フライ級王座決定戦として行われた試合は、総合力で勝るレベコの一方的な勝利だった。レベコはサウスポーのリリアーノを攻めつけて初回から主導権を握り、6回には右クロスでダウンを奪って差を広げた。勝負は判定まで長引いたが、ジャッジ三者が揃って100対89とつけた。再起を飾ったレベコは40戦37勝(19KO)3敗。いまはWBA10位、WBC12位にランクされているレベコだが、これでIBFでも15傑入りすることが確実となった。フライ級は比嘉大吾(白井・具志堅)をはじめ日本人の世界ランカーも控えているだけにレベコの動きにも要注目だ。昨年10月のオマール・ナルバエス(亜)戦から3連敗となったリリアーノは26戦16勝(3KO)9敗1分。