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IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)は、現在の階級に留まるか上のクラスに上げるか注目されていたが、このほどウェルター級に残ることを決めた。来春には指名挑戦者エロール・スペンス(26=米)と防衛戦を行うことが濃厚となった。
ケル・ブルック
ブルックはIBFウェルター級王座を保持したまま9月にゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)の持つ世界ミドル級王座に挑み、善戦したものの5回TKO負けに退いた。試合後には眼窩低骨折が判明したため手術。現在はリハビリしながら軽い練習をしているという。ブルックは「スーパーウェルター級に上げる選択肢があることは分かっているが、現在の王座を放棄することはできない。統一戦もしたい」と、マニー・パッキャオ(比)が戻ってきたウェルター級に残留し、大きな試合を望んでいることを明かしている。さらには同じ英国のアミール・カーンとの試合も視野に入れているという。