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7日、オーストラリアのブロードビーチでは「これぞヘビー級」という体格の選手同士の試合が行われた。10回判定勝ちでWBAオセアニア暫定王者になったジュリアス・ロング(39=米/豪)は身長216センチで、敗れたボウイ・トゥポー(34=トンガ/豪)は体重134.9キロという巨漢なのだ。

70年代にヒットした映画「タワーリング・インフェルノ(そびえ立つ地獄)」というニックネームを持つロングは身長が216センチで、史上最長身世界王者のニコライ・ワルーエフ(露)よりも3センチ大きい。この日の体重は283ポンド(約128.4キロ)だった。対するトゥポーは身長こそ189センチだが、この日の体重は297.5ポンド(約134.9キロ)だった。身長差27センチの両者の試合は、ロングがホールドで2度の減点を科されるなどエキサイティングな内容とはいえなかったが、それでも96対92、95対93でジャッジ二者の支持をとりつけて勝利を収めた。ロングはかつて米国で活動をしていたが、07年から12年にかけて9連敗を喫したのを機に拠点をオーストラリアに移した。戦績は38戦18勝(14KO)20敗。ジャッジひとりから95対94の支持を得たものの敗れたトゥポーは31戦26勝(18KO)5敗。