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内山高志(36=ワタナベ)や三浦隆司(32=帝拳)が返り咲きを目指しているスーパーフェザー級。そのIBF王座への指名挑戦権を巡る戦い、3位のリアム・ウォルシュ(30=英)対4位のアンドレイ・クリモフ(34=露)の12回戦が8日(日本時間9日)、英国グラスゴーで行われた。
08年のデビューから20連勝中のウォルシュと、昨年6月のIBF王座決定戦でホセ・ペドラサ(プエルトリコ)に完敗を喫しているクリモフでは、勢いの差が歴然だった。地元ファンの声援を背に構えを左右に変えながら手数で攻めるウォルシュは序盤からポイントを積み重ね、着々と勝利に近づいていった。6回にはダウンを奪ってクリモフを大きく引き離した。その後もウォルシュは加点し、119対108、120対107(二者)の大差で勝利を得た。ペドラサへの最優先挑戦権を獲得したウォルシュは21戦全勝(14KO)。16ヵ月のブランクがありながら4位に留まり、かつ挑戦者決定戦に出場したことが疑問視されるクリモフは22戦19勝(9KO)3敗。